= 徒然の漢詩鑑賞 =

  杉篁庵(さんこうあん)主人の漢詩鑑賞ブログです
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待酒不至

四月末、ゴールデンウィークに入るからか、天気がいいからか、家の中にも人気がなくなった。みんな出かけているのだが、一昨日庭いじりに石を運んだら腰を中心にあちこち痛む。
北軽井沢に出かけようと思うのだがまだ最低気温がマイナス。予報では五月に入ればこの冷え込みを脱しそうなのでそれからになりそう。
朝から酒を飲むのもなんだなぁーと酒の詩を読む。


  待酒不至 李白
玉壺繫青絲  
沽酒來何遲  
山花向我笑  
正好銜杯時  
晩酌東窗下  
流鶯復在茲  
春風與醉客  
今日乃相宜 



「酒待てど至らず」 
玉壺 青絲に繋(か)け、
酒を沽(か)ひて来ることの何ぞ遅き。
山花 我に向ひて笑ひ、
正に杯を銜(くく)むに好(よ)き時なり。
晩酌する東窓の下(もと)
流鶯復た茲(ここ)に在り。
春風と酔客と
今日(こんにち)乃ち相ひ宜し。


美しい酒壺を洒落た糸縄に繋いで、
酒を買いにやらせたが、帰ってくるのが何と遅いことか。
山の花が私に微笑みかけるこの頃は、
まさに飲むには絶好の時なのだ。
東の窓の下に晩酌していると、
鶯が飛んできて囀っている。
春風と酔客とが、
今日は本当に互いに好ましい様子ではある。


この詩はホームページを作り始めたとき杉戸の杉篁庵は流鶯が囀り続けているので「庵の名に寄せて」で紹介していた。そこでは「銜(くく)む」を「ふくむ」と読んでいる。


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