= 徒然の漢詩鑑賞 =

  杉篁庵(さんこうあん)主人の漢詩鑑賞ブログです
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自遣


これは一人静かに飲む酒である。
寂しさと静けさと憂さと、失意の時期の詩であろうか。


 自遣 李白

對酒不覺暝、落花盈我衣。
醉起步溪月、鳥還人亦稀。

 自ら遣る  
酒に対して暝(く)るるを覚えず、
落花 我が衣に盈(み)つ。
酔ひより起きて溪月(けいげつ)に歩(あゆ)む、
鳥還(かへ)り 人も亦た稀(まれ)なり。

・自遣:みずからを慰める。
・暝(めい):日が落ちる、暮れる。
・盈:(次第に多くなって)みちる。

日の暮れるのも気づかずに酒に向かっていた、
いつのまにか散る花びらが、わたしの衣服をみたしている。
酔いから醒めて、谷を月明かりのもとに散策した、
鳥はねぐらに帰って姿を見せず、訪ねてくる人の姿もない。



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